先日、近所の桜並木を散歩して来ました。
満開の桜ももちろん美しいのですが、私が訪れた時は、まさに散り始め。
風が吹くたびに、はらはらと舞い落ちる花びらが、まるでピンク色の雪の様で息をのむ美しさでした。
足元には散った花びらが絨毯のように広がり、その上を歩くたび、ふわりと優しい香りが漂ってきます。
青空の下、キラキラ輝く花びらとその間から見える新緑のコントラストがなんとも言えず心安らぐ風景でした。
満開の華やかさとはまた違う、散りゆく桜の儚さの中に力強い生命力を感じた穏やかな時間でした。