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配筋検査のポイントとは?

Postted by 鈴木 邦彰

先日、工事監理のひとつの基礎 配筋検査を行いました。
鉄筋が適切に組まれているかの検査です。

見るポイントはたいへん多く、
鉄筋が組み終わった各部寸法
鉄筋の径・形状 、 配置状況 、 継手長さ 、 定着長さ
鉄筋のピッチ(間隔) 、 基礎開口部の補強筋状況
コーナーの継手長さ 、 かぶり厚さ 、 鉄筋の錆び状況 ……等です。
もちろん、全箇所検査です。



昔と比較しますと
耐震性を確保するために鉄筋の本数も多く、径も太くなっています。
鉄筋コンクリートは、コンクリートがいかに鉄筋に廻り込み、鉄筋と付着するかが重要です。
本数が多いなかで、鉄筋同士の空きが要です。
コンクリートが廻り込む様子をイメージしながら検査しています。

鉄筋に限らず構造体は出来上がると、そのほとんどが隠れてしまいます。
見える段階での検査って、とても重要です。
最後に写真を撮り終了です。

そして、およそ1ヶ月後に上棟です。
楽しみですね。

Postted by 鈴木 邦彰

設計

Kuniaki Suzuki

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