元気な2人の男の子と暮らすK様ご夫婦。お知り合いが花みずき工房で家を建てられていたことをきっかけに、弊社の完成見学会やOB宅訪問を通して理想の家づくりに近いと感じられ、花みずき工房での家づくりを決意されました。家づくりでは、「ママがハッピーになれる家」をテーマに、スムーズな動線設計や行き届いた収納にこだわり、ストレスフリーな暮らしを目指されました。今回は暮らしはじめて半年が経過したK様邸を訪ね、家事動線や収納の使い勝手について伺ってまいりました。
ご家族がストレスフリーに暮らせる収納計画
浜松市 K様邸(撮影時 築半年)
K様邸に伺い、まず驚いたのは整然と整えられた棚の中。もともと家具は極力置かずにスッキリと暮らしたいと考え、造り付けの収納を多く設置させて頂きましたが、どの収納も棚の中まで綺麗に整理整頓されていました。
収納について取り上げた記事やインスタグラムを参考に、ホームセンターや無印良品などで購入した引き出しや小物入れを白で統一し、上手に活用して可動棚の収納を最大限に使いこなしていらっしゃいました。
暮らしに合わせて必要な物が分かりやすく収納されており、取り出しやすくしまいやすい、適材適所な棚の整理術が徹底されていました。
玄関ホールに設けられた天井まで可動棚を備えたシューズクローク。ご家族が使う靴はもちろん、コートや帽子、バッグ、替えの靴下まで、取り出しやすくきちんと納められていました。ご家族全員の使い勝手を重視して、大人が使用するものは上の段に、お子様のものは下の段に配置し、お子様も見てすぐに分かるようにラベリングされたケースを活用して収納されています。手が届きやすい高さに必要な物を配置することで、お子様ご自身でも片付ける力が自然と身に付くようになったそうです。
キッチンのパントリーにおいても工夫した点が沢山あると奥様は話します。
例えばキッチンに必ずと言っていいほど、どのお宅にも存在する電子レンジやゴミ箱。電子レンジやゴミ箱は場所を取るだけでなく、意匠的に悪目立ちしてしまうと考え、どちらもキッチン横にあるパントリーにきちんと入るように設計を依頼し、設置したそうです。
また、新築時に購入しようと決めていたセカンド冷凍庫も専用コンセントを設け、パントリーの中に計画通りに納められていました。玄関からリビングを通らずにそのまま向かえる動線上にパントリーがあるため、ストック用の冷凍食品などもスムーズにしまえているそうです。
K様邸では収納だけでなく動線設計にもポイントがあります。間取りを決める際に「買い物から帰宅した時に冷蔵庫が近くにあった方が便利じゃない?」と、奥様のお母様からのご助言があり、玄関からパントリーを経てキッチンへとつながる買い物動線を設けました。
実際の使い心地について奥様に伺うと、重たいお米や土がついた野菜なども玄関から最小限の移動で運び込むことができ、お子様と一緒の時にとても便利とのこと。防犯面や気密性の観点から付けたくなかった勝手口がなくても、この動線を使えば日常のゴミ出しや資源物などをスムーズに外に運び出すことができ、家族みんなで協力できるのも嬉しい点です。
持ち帰ったものはすぐに収納することができるこの買い物動線のお陰で、ダイニングやリビングはいつも綺麗な状態を保てているそうで、奥様は「庭の草花を棚に飾るのも楽しみの一つです。」と、にこやかにお話して下さいました。
計画的な収納設計の中で、お子様の自立にとっても効果的なポイントがあったそうです。K様のご家庭では、洗濯は全て部屋干しをするため、ランドリールームを兼用にした脱衣所があります。脱衣所には畳んだ洗濯物をそのまましまえる収納が設けられており、その中にはお子様のパジャマや肌着、普段着が納められています。
その場で収納できることで家事の時間短縮が実現するだけでなく、お子様が自分で脱ぎ着して身支度する習慣が自然と身に付いたそうです。この日も、2歳になった下のお子さんがお兄ちゃんの様子を見て着替えのまねをしていました。
先を見越した収納計画や動線設計を重視されたK様邸の家づくり。収まるべきところに無駄なく物が収まっているため、広々としたリビングでのびのびと寛ぐご主人とお子様たち、それをキッチンから見守る奥様の眼差しが、まさにストレスフリーな心地よさを物語っていました。これからも花みずき工房の住まいと共に、末永くご家族仲良くお過ごしいただきたいです。
家事動線や収納計画に優れたK様邸について更に詳しくお知りになりたい方は、花みずき工房のYouTubeチャンネルでもご紹介していますので、是非ご覧ください。