MENU

Column

セランガンバツ材デッキの恩恵

高耐久でも比較的安価、
意匠性にも優れたアイアンウッド

あまり耳慣れないセランガンバツ材ですが東南アジアで産出される木材で、現地で「バツ」とは「石」を意味するほど、硬くて耐久性の高い木材です。

類似するイペやウリン材と比べて建物に合わせやすいナチュラルな茶褐色が特徴で、ハードウッドの中では比較的軽く施工性も良いことから公共物件や商業施設などいたる所に使われています。

資源としても豊富なため流通が安定している事や、一般的なハードウッドに比べて2割ほど安価なコストパフォーマンスも魅力の木材です。

上からビスを打たないピンでの固定方法も魅力

 

そんな特性を活かしてウッドデッキにこの材料を使う事も多いのですが、実の詰まった樹種の特性を活かして側面に溝を彫った材料を金具で引っ掛けて固定する施工方法が可能となります。デッキ材の上からビスを打ち込まないので、室内のフローリングの様なフラットな仕上がりを実現致します。

作って満足ではもったいない

 

昨今ウッドデッキを設けるご家庭は多いと思いますが、実際にはあまり活用されていないというお声も多く伺います。

出来ればウッドデッキは居室から段差を設けずフラットに設置し、周りからの視線を遮ったり、植栽やタープで日陰を作る事をお勧め致します。更に家具やラグを設えることで、住まいと繋がるシームレスなアウトドアリビングスペースとして、もっと気軽に活用される筈です。

お客様とのお打ち合わせにも利用する花みずき工房本社のラウンジルームには、そのままフラットに外に出られるセランガンバツ材を用いたウッドデッキ空間がございます。室内空間のような外スペースを是非実際に体感してみてください。

Related Articles

この記事を見た人は、次の記事もチェックしています