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設計事務所と工務店の違いとは?

設計事務所の創造性と
工務店の実現力を融合した
花みずき工房の強み

注文住宅を建てたいと思ったとき、設計事務所と工務店のどちらにお願いしたら良いかと悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に家づくりへのこだわりが強い方にとっては気になるポイントだと思います。それぞれに異なる特徴や強みがあり、どちらを選ぶかで家づくりの方向性が大きく変わってきます。このコラムでは、設計事務所と工務店の役割や特徴をわかりやすく説明し、それぞれのメリットを最大限に活かした家づくりのポイントをお伝えいたします。

設計事務所とは?

設計事務所とは、建築物などの設計を専門に行う個人または法人の事務所です。歴史は古く、幕末から明治にかけて設立されました。それ以前も建築に携わる人々はいましたが、設計監理を専門とする「建築家」という職業が誕生したのは、欧米の技術と文化が導入された明治時代初期です。
設計事務所の業務は、大きく分けて「意匠設計」と「構造設計」に分類されます。意匠設計は主に、建物の外観や内装の美しさ、機能性を追求します。これは、家の見た目や住み心地に直結する部分であり、設計事務所のデザイン力が発揮される領域です。一方、構造設計は主に、建物の安全性や耐久性を確保するための設計を行います。地震や風などの自然災害に対する建物の強度を踏まえて構造計算を行い、安全で長持ちする建物を設計します。


また、設計事務所は意匠設計や構造設計の他にも、設備設計、土木設計、外構設計など専門分野に特化しているケースが多く、設計業務を中心に担うため、実際の施工は工務店や施工会社の協力が必要となります。設計事務所は設計業務や監理業務を行い、工務店が設計図を基に施工を担当し、家を完成させる役割を果たします。

[ 設計事務所のメリット ]

設計事務所を利用する最大のメリットは、細かい要望に応えるカスタマイズ性とデザイン性の高さです。設計事務所は、お客様のライフスタイルや嗜好を細かくヒアリングし、それを具体的な設計図に反映します。これにより、家の外観や内装、間取りはもちろん、設備や家具なども既製品を充てがわずにオーダーメイドで設計していく事が多いです。設計事務所は、最新の建築トレンドや技術を取り入れつつ独自のデザインを追求することも多く、専門分野に特化しているため高度な専門知識を持つプロフェッショナルによる設計が可能です。

設計事務所を利用することで、細部にまでこだわった他にないデザインや高度な技術が反映された唯一無二の住まいを手に入れることができます。その結果、住む人の満足度が向上し、永く愛せる家が実現します。

工務店とは?

工務店の主な役割は、お客様にヒアリングを行いプランを作成した上で、職人や業者をまとめて施工管理を行いながら実際に家を建てていくことです。設計業務については、専門的な設計事務所に依頼することが多く、地域の気候や風土に適した施工技術を持ち、地元の材料を使った家づくりも得意とします。工務店の特徴としては現場での実務知識が豊富で、無駄を省いた効率的な施工が可能です。また、建築後のメンテナンスや修繕といったアフターフォローも一貫して対応するため、長期的に安心して住める家づくりが実現します。


工務店をより知りたい方はこちら >>

[ 工務店のメリット ]

工務店を利用する最大のメリットは、プランニングから施工、アフターメンテナンスまで一貫した体制を提供できる点にあります。特に施工面においては、工務店の持つ強みが最大限に発揮され、高い技術力と豊富な経験を持つ職人を社内の現場監督が直接管理できるため、品質の高い施工と仕上がりが期待できます。また、設計段階から現場を管理する現場監督が参加することで無駄のない工事を実施でき、設計と施工が密に連携することで、設計図面と現場の齟齬を最小限に抑え、工期の短縮やコスト削減を実現します。加えて、工務店は地域密着で仕事をしていることが多いため、地域の気候や風土に適した家づくりやお客様に寄り添ったアフターメンテナンスが可能で、長期にわたり安心した住まいを実現することができます。何か問題が発生した際には、迅速かつ柔軟に対応することができ、施工時から建物の状態を熟知しているため、的確な診断と適切な対策ができます。

このように工務店は、プランニングから施工、アフターメンテナンスまで一貫したサポート体制が整えられていることで、お客様の要望に即した家づくりを確実に実現することができます。また、お客様に寄り添ったアフターサポートを受けられるため、末永く安心して暮らすことができます。

設計事務所と工務店の良さを融合させた家づくり

ここまでご紹介させていただいたように、設計事務所と工務店にはそれぞれの強みがあります。設計事務所は高い設計力とデザイン性を提供し、工務店はヒアリングからアフターメンテナンスまで一貫して対応し、効率的な施工と充実したアフターケアを行います。


花みずき工房はより顧客満足度の高い家づくりを行うため、工務店でありながら設計事務所登録も行い、自社に4名の一級建築士が在籍して設計業務を自社で行っています。設計事務所と工務店の両方の役割を担い、その強みを融合させた家づくりを行うことで、高度な設計力と確実な施工を両立させたサービスを実現しています。営業担当者だけでなく、建築士も直接お客様に寄り添い、初期のヒアリングから詳細な打ち合わせまで参加することで、お客様のライフスタイルや好みを細かく把握し、それを反映したオーダーメイドの家づくりを得意としています。


一方で、工務店として実際の施工も担い、豊富な現場経験を持つ職人が揃っているため、地域の気候や風土に適した施工を実現します。設計事務所のデザイン力と工務店の施工力を一体化させることで、美しさと機能性を兼ね備えた高品質な住まいを提供することが可能となります。また、建築後のアフターフォローも重視し、建物のメンテナンスや修繕、トラブル時の迅速な対応など、長期的なサポートを行います。

設計事務所と工務店の良さを融合させた花みずき工房の家づくりは、高度な設計力、確実な施工、そして充実したアフターフォローが一体となっています。お客様の理想を実現しつつ、地域に根ざした信頼性の高いサービスを提供することで、住む人の満足度を高め、長く安心して暮らせる住まいを実現しています。

まとめ

設計事務所と工務店の違いを理解しておくことは、理想の住まいを実現するために重要となります。設計事務所は、お客様のニーズを丁寧にヒアリングし、デザイン性と機能性を両立させた設計を提供します。一方、工務店は地域の風土や気候に合わせた建築方法や材料を選定し、耐久性と快適性を重視した家づくりを行います。そして、建築後のアフターフォローも含め、長期にわたって住まい手の安心を支えます。このように、設計事務所と工務店は役割は異なるものの補完する関係にあり、両者の連携が理想の住まいを実現します。

花みずき工房はその連携を活かし、お客様の夢を実現するために最善のサービスを提供しています。さらに詳しく知りたい方、実際の施工例を見てみたいという方は、ぜひ花みずき工房のイベントに参加してみてください。家づくりのプロである花みずき工房のスタッフが、丁寧にご説明いたします。

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Yukina Yamaguchi

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