2020年1月12日、もともとご自宅のガレージだったスペースをリノベーションしたパン屋さん「La Pain」が誕生しました。
一見してガレージ空間に作ったお店とは思えない、パリの路地にありそうな淡いグレーの外壁に鮮やかな赤い扉が映える可愛らしいお店です。
浜松市中区
焼きたてパン「La Pain」さん
2020年1月12日、もともとご自宅のガレージだったスペースをリノベーションしたパン屋さん「La Pain」が誕生しました。
一見してガレージ空間に作ったお店とは思えない、パリの路地にありそうな淡いグレーの外壁に鮮やかな赤い扉が映える可愛らしいお店です。
お店に入ってまず驚いたのは想像以上に広い室内空間。ガレージならではの高い天井高が、空間に開放感を与えています。
早朝の訪問にも関わらず笑顔が素敵な奥様と、厨房で手際よく作業をすすめる旦那様が元気にお出迎えして下さいました。
聞けば毎朝3時頃からお支度をされているとのこと… 頭が下がります。
もともとは少し離れた場所にある貸店舗でパン屋さんを営んでいたのですが、娘さんの進学を機にご自分たちのお店を持ちたいと考えられたそう。
ご主人が可愛らしい雰囲気のお店を作りたくてインターネットで色々調べていたところ、花みずき工房を見つけられたとのこと。
「丸いアーチやニッチなどのやわらかいイメージが自分たちのイメージにぴったりでした。」と話して下さいました。
せっかく一からお店を作るという事で、お二人がこだわられた点のひとつがこの陳列カウンター。以前のお店でのご経験を活かして、限られたスペースにベストな動線を実現するために細かく設計させて頂いたものでした。
棚の後ろに厨房からそのまま回り込めるスペースを設けることで、お客様がパンを選んでいる最中でも邪魔をすることなく補充が行え、店内が混み合っていても焼きたてのパンをタイムリーにお客様にお届けすることができて、とても重宝しているそうです。
以前の店舗は5年経って、クロスの壁は黄ばみや剥がれなどが出てきて少し気になっていたそうですが、今回採用した漆喰の塗り壁は質感も耐久性もよく、
「傷やへこみができても自分でメンテナンスできると聞いたので安心ですし、経年変化で味わいが増していくことも楽しみです。」とご好評でした。
「最近ではウーバーイーツのような宅配も沢山ありますが、お店に足を運んでいただけるお客さまを大切にしていきたいですね。」と奥様。
卸売も行っているそうですが、店舗と両方とも手を抜かずに地元の皆さまに愛されるお店づくりを心がけていきたいと、意気込みを聞かせて下さいました。
食パン、惣菜パン、菓子パンと、実に数多くの種類のパンを販売されているLa Painさん。どのパンもとてもおすすめなのですが、角食パンは焼き立てをその場で好みの厚さにスライスして下さり、とても美味しくいただくことができました。
お客さまそれぞれに合わせた対応も、お二人のお人柄が伝わる嬉しいサービスです。
是非、みなさんも実際にお店に足を運んでみて下さい。
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