玄関ホールからリビングに入ると、そこには平屋ならではの勾配天井を生かした大空間が広がり、ダイニングキッチンはもちろんロフトやヌック、将来子供部屋になる予定のお子さまのプレイルームなどが贅沢に並んでいました。
平屋というとお子様が巣立って行ったご夫婦が終の棲家として暮らすイメージがありましたが、最近では子育て世代にも人気が高く、今回はお施主様にその魅力について伺ってみました。
浜松市 M様邸
玄関ホールからリビングに入ると、そこには平屋ならではの勾配天井を生かした大空間が広がり、ダイニングキッチンはもちろんロフトやヌック、将来子供部屋になる予定のお子さまのプレイルームなどが贅沢に並んでいました。
平屋というとお子様が巣立って行ったご夫婦が終の棲家として暮らすイメージがありましたが、最近では子育て世代にも人気が高く、今回はお施主様にその魅力について伺ってみました。
まず、そもそもお子さまをお持ちのご夫婦がなぜ平屋を建てようと思われたのか・・その理由が気になってお施主様にお話を伺うと、なんとお二人とも平屋育ちだったとのこと。奥さまに至っては、ご自身を含め4人兄弟+ご両親の家族6人で平屋にお住まいだったそう。
2階建てのお家に憧れがあったのでは?と伺うと、「家族の気配をいつも近くに感じられる平屋が良いんです」と口をそろえて答えてくださいました。
平屋住まいは、M様ご夫婦が小さな頃から感じてきた「家族のコミュニケーションがとりやすい」という利点の他にも、すべてがワンフロアにあることで「効率の良い生活動線」を確保できるというメリットもございます。
さらに2階建てに比べて高さが低いことで安定するため耐震性が高まり、「間取りの自由度が高いこと」や、将来的な「メンテナンス費用が抑えられる」などの構造的なメリットもあります。
これらは現代の共働きのご夫婦にはどれもうれしいものばかりといえます。
キッチンのすぐ横に設けられた奥さまこだわりの大容量のファミリークローゼット。ご家族の衣服をしまうクローゼットに加えて、パントリーも兼ねており、物が家の中央に集まることで家事動線が楽になるように設計されています。
生活空間とは別に設けたご主人こだわりのガレージスペースも案内していただきました。オートバイと車1台を収納できるガレージにはワークスペースも設けられていて、趣味を楽しむ空間として大活躍しそうです。
さらに玄関横には4帖ほどの奥さま専用の仕事部屋も設けられ、ワンフロアでありながら、ご家族それぞれが思い思いに自分だけの時間を過ごすことにも配慮されていました。
今回のお宅訪問では、一昔前の平屋のイメージとは異なる豊かで贅沢な子育て暮らしを拝見させて頂きました。
家族それぞれが自分の部屋にこもるのではなく、同じフロアでお互いの気配を感じながらそれぞれの時間も大切にする素敵な暮らしのスタイルが、今の子育て世代に受け入れられているのだと感じました。
首都圏と比べてある程度大きな土地を購入する事ができる、地方都市ならではの贅沢なのかもしれません。
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