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花みずきの空想プラン:外を感じる家

いつどこにいても緑を眺めて
外とつながる暮らし

花みずき工房の設計チームがお届けする「花みずきの空想プラン」。普段お客様の理想の家をオーダーメイドで形にしている弊社設計スタッフが、外とのつながりを意識して自由な発想で描いた空想プランシリーズの第3回となります。

今回は、家では子育てや家事にも奮闘し、ご主人はもちろん奥様目線の家づくりにも精通している一級建築士 白柳彰吾があらゆる生活のシーンに緑が溶け込む「外を感じる家」をテーマにお届けいたします。まずは動画をご覧ください。

出迎える緑に心和む、外とつながる玄関

 

設定は周りを家々に囲まれる住宅地で、2人のお子様を持つご夫婦のお家。この家の最大の特徴は、どの空間にいても外=緑とのつながりを感じられること。

まず、玄関を入った瞬間に目に飛び込んでくる大きな窓の緑。ゆとりのある玄関に備えた天井まである大きな開口の窓越しに、印象的なシンボルツリーの大きな緑が温かく出迎えてくれます。家に帰って最初にホッとリラックスできる、そんな空間となっています。

アウトドアリビングで楽しむ、緑とつながる時間

 

リビングには、アウトドアリビングを想定した8畳の贅沢なデッキテラスを設置しました。天井、床共にのびやかにつながってひとつの大きな空間として利用でき、庭の緑を一望しながら様々なシーンで楽しむことができます。

あえてオープンにせず壁で遮ることで、プライバシーを守りつつ、リビングから一歩デッキに出ると半屋外の空間が、非日常なプライベート時間を生み出してくれます。

坪庭の緑は、額縁に収まる絵のように眺めて

 

ダイニング脇に設けたインナーガーデンは、和室と浴室で囲む様に配置した事で、3つの空間の坪庭としても活用。それぞれの空間から違った表情を、額縁を眺めるように楽しむことができる仕掛けになっています。夜にはライトアップをして、お風呂にゆっくり浸かりながら旅館気分を味わうのも素敵ですね。

暮らしながら季節の移ろいを緑で感じる

 

家族が毎日顔を合わせるダイニングには、あえて低めに備えたFIXの大きな窓を。外からの視線を遮りながらも、中からはお庭の木々を見下ろす事のできる絶妙なピクチャーウィンドウになっています。

 

この他にも、階段室や洗面室、2階のホールからも中庭の緑を眺められる様に設計し、室内にいながらも季節の移ろいを身近に感じられる事に配慮いたしました。

外との関わり方や景観までも立体的にデザインする事ができるのも、注文住宅ならではの家づくりの魅力だと思います。

設計士

Shogo Shirayanagi

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