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床下エアコンは本当に暖かいのか?

一台のエアコンで家中を暖める
床下エアコン体験レポート

昨年8月にお引渡しさせていただいた高気密高断熱のU様邸。家庭用エアコン1台で家全体を暖める「床下エアコン」を設置させていただきましたが、冬場の様子を確かめるべく温度計を沢山持って訪問させて頂きました。

 

導入時のご紹介記事、「床下エアコンの特徴と導入ポイント」はこちら >>

本当に1台のエアコンだけで家全体を暖められる?

 

1月初旬、天気も良く比較的過ごしやすいがコートは必須のこの日、ご自宅前で外気温を測らせていただくと11℃でした。

出迎えて下さったU様に案内されてお宅に入ると、なんと玄関がすでにポカポカ。リビングの床下エアコンは25℃に設定されていましたが、建物の北面にある玄関の温度は25.7℃もありました。

その後、トイレや洗面所、2階のホールやエアコンから最も遠い寝室など、寒くなりそうな所を選んで温度計を設置してみましたが、結果は下記のとおりでした。

 

 

ご覧の通り1階はどの空間も設定温度の25℃よりも高く、エアコンから最も離れた2階の寝室でも22.8℃という驚きの結果でした。

まさにエアコン1台で家全体を暖めている状態を確認することができました。

体感して分かった床暖房との違い

 

床下エアコンを実際に体感してまず感じたことは、家全体の床がほんのりと心地よく暖かいという点。床暖房の場合は、設置した部分の床が明らかに暖かく、そうでない部分は少し冷たく感じてしまうのですが、U様邸は家全体の床に自然な温もりを感じました。
また、壁掛けエアコン特有の乾燥した風が直接あたり続ける不快感もないため、家全体に潤いのある暖かい空気が満ちている様な、快適な暖かさを体感することができました。

気になる光熱費は?

 

U様邸はオール電化で、ご夫婦とお子さま1人の3人家族。

ソーラー発電で売電も行っているため、実際の電気料金は微々たるものだそうですが、総使用量に28円/kWhの電気代が掛かったとすると、8月の入居後からの平均電気料金はおよそ12,600円/月。

対して中部電力のオール電化の平均的な電気料金が15,600円/月 程度とのことなので、今のところ光熱費は2割程度抑えられていると言えます。

ただ、ホテルライクな全館空調と言っても過言ではない温熱環境を実現していることを考えると、この差は更に開くのではないでしょうか。

まとめ

 

今回「床下エアコン」の暖かさを確認するために伺ったU様邸訪問ですが、その暖かさはもちろん床下エアコン独特のほんのりとした快適な暖かさを体感することができました。少し言葉で伝えることが難しい内容でしたが、ご興味のある方は個別にOB様宅案内でご体感いただく事も可能ですので、ご相談ください。

 

今後もお客様のライフスタイルに寄り添った家づくりを行う住宅メーカーとして、様々な選択肢を携えて「快適な暮らし」の追求を行っていきたいと思います。

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Shiho Matsuyama

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