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『家事楽』な暮らしを叶える家づくり

時短を意識した
家事動線のポイント教えます

共働き世帯の増加に伴い、日々の家事に費やす時間をなるべく短くしたいと願うお客様が年々増えています。家事にかかる時間は1日平均4.4時間という調査結果もあり、共働き世帯には特に大きな負担となっているようです。毎日行われる家事は、ちょっとしたロスでも積み重なると大きな時間の損失に…

そこで今回は「洗濯、料理、掃除」の時短を叶える家事動線のポイントをご紹介いたします。

1. 洗濯動線の設計ポイント

 

洗濯には「洗う・干す・取り込む・畳む・しまう」と工程が非常に多くあります。洗濯の時短を叶えるためには「いかに移動距離を短くするか」がポイントになります。この工程をすべて一ケ所で行えるランドリールームを作ることが理想的ですが、洗濯機のすぐ近くに物干しスペースを作ったり、家族の衣類をすべて一か所にまとめるファミリークローゼットを作るなど、洗濯における工程の歩数を極力少なくする工夫を取り入れるだけでも時短につながります。

 

2. キッチンにおける動線の設計ポイント

 

料理にかかる時間は買い物や後片付けを含め、なんと1日平均2.2時間と最も多くの家事の時間を費やしています。ここでポイントになるのが「玄関からの動線」と「キッチンの回遊性」です。

 

 

「玄関からの動線」としてオススメなのは、買い物から帰ったらリビングを通らずそのままキッチンパントリーへ。重たい買い物袋を最短距離で運んで、買った物をそのまましまえたらとても楽ですよね。

 

 

また調理・配膳・片付けがスムーズにできるアイランドキッチンは回遊性が高く、作業効率がアップします。キッチンを自由に行き来しやすいため、夫妻でキッチンに立って調理したり、子どもに手伝ってもらったり、友人たちとホームパーティーをしたりなど、複数人でキッチンに立つことが多いような場合もアイランドキッチンは作業がしやすくてとても便利です。

 

3. 掃除動線の設計ポイント

 

「掃除動線」についても考えておくと家事楽につながります。洗濯や料理と同じく、掃除も日常的に家全体で行われる家事です。ここでポイントとなるのは「掃除ルートの確保と収納」です。つまり、掃除しやすい環境づくりです。

掃除機のある納戸から行き止まりのないシームレスな掃除動線を作れば、流れるようにいつでも掃除ができ、家事楽が叶います。最近取り入れる家庭が増えた自動のお掃除ロボットもルートの確保で作業効率が上がります。さらに普段から物が散らからないよう必要な場所に必要な量がしまえる収納があることも掃除ルートの確保において重要なポイントです。

 

家事楽動線を叶える設計ポイント、いかがでしたか?間取りも大切ですが、加えて動線を高める事で、無駄を抑えた効率の良い暮らしが実現いたします。
家づくりに際しては理想の暮らし方に合わせて、ぜひ家事楽動線の設計ポイントを取り入れてみてください。
花みずき工房では、長年の注文住宅の実績から様々な実例を交えたアドバイスも行っています。家事についての不満やお悩みなど、どんな事でもお気軽にご相談ください。

 

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Shiho Matsuyama

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