2016年に花みずき工房でお家を建てられたN様。ご新築当時はご夫婦2人でしたが、現在は4年前に誕生したお嬢様との3人暮らし。
お子様の成長に合わせて、リビングの南側に広がる外空間を有効活用したいと改装工事のご相談を受け、築7年のご自宅にサンルームを備えたアウトドアリビングを設置させて頂きました。今回は生まれ変わったN様邸を訪問し、リフォームの経緯や暮らしぶりについて伺ってきました。
家族が集う、外と繋がるサンルーム
浜松市N様邸 リフォーム工事
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N様がご新築の際、大切にされていたテーマの一つが「居場所づくり」。家の中の至る所にお気に入りの居場所を設ける事にこだわり、ダイニング脇のヌックや、寝室の出窓ベンチなどを設けさせていただきました。
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ご新居での暮らしが始まり、お子様も成長する中で、次第にリビングの南面に広がる空間をもっと活用できないかと考えるようになったそうです。せっかくのお庭もあまり活かされておらず、この場所に風を感じながら家族でお茶を楽しんだり、お子様が遊んだりできる「外と繋がる新たな居場所」ができればと、アイデアを膨らませていたようです。
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ご新築後も担当ハウジングアドバイザーと交流があった奥様。2年前に開催した花みずき工房のアウトドアイベントに足を運んだ際、弊社のデッキテラスを御覧いただき、一気にイメージが膨らんだと当時を振り返ります。
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その後、具体的なお打ち合わせを開始。用途についての確認や外観に馴染むような見た目にもこだわりたいと、CGを用いてN様とアウトドアリビングリフォームのイメージを共有していきました。何度もプランを見直す中で構想がまとまり、リフォームを決意されたとの事でした。
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空間づくりに際して、当初は屋根つきのウッドデッキを希望されていました。しかし、くつろぎスペースとして真夏の暑さや冬の寒さに対する不安もあったそうです。そこで壁面も囲うことで雨風の強い日でも安心して使用でき、用途も広がるという結論に。ただ必要に応じて光や風は通したいということで、最終的にファサードの意匠性も考慮して担当者と行き着いたのが、確認申請が不要な10㎡以下の外付けのサンルームと、リビングから階段状に設けたウッドデッキでした。
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ガラス張りのサンルームはプロバンススタイルの外観とも相性が良く、窓を開け広げれば風や光を通してくれる他、日差しの強い日はサンシェードで遮ることもできます。また、ウッドデッキを階段状に設けることで、お部屋からお庭の行き来もとてもスムースになりました。
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更にご夫婦の悩みのタネだった雑草対策も考慮し、地面を防草シートで完全に覆い、人工芝や砂利で設えることでお庭の意匠性とメンテナンス性を大幅に向上させることができました。また、ウッドデッキも腐りにくく塗装不要な高耐久の人工木を採用し、お手入れの手間を軽減しました。
お休みの日に草取りにあてていた時間をそのままくつろぎ時間にあてられると、お二人ともとても喜ばれていました。
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サンルームができてからというもの、お子様は自然とこの場所でお絵かきを楽しんだり、気が付くと家族でお茶をしながらくつろいでいたりと、まさにご家族が自然と集う、新たな「お気に入りの居場所」が実現する形となりました。今後について奥様は「この夏ウッドデッキで娘とプール遊びをするのも楽しみです」と、嬉しそうに話して下さいました。
暮らしながらアイデアを膨らませ、生活環境の変化に合わせて更に豊かな生活を手にされたN様邸のアウトドアリビングリフォーム。ご新築時とはまた違う目線で、じっくりと時間をかけた空間づくりは、外と内が繋がる理想的な家族団らん空間を作り出せたようです。暮らしの変化に合わせて住まいの形も変化する、まさにリフォームの醍醐味を拝見させていただくお宅訪問となりました。
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